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【須藤豊のいごっそうが斬る】岡本の“ヘタさ”にガッカリ、坂本の悩みは別次元… タイミングの取り方で打撃不振のG戦士 (2/2ページ)

 打撃開眼した昨季は首位打者を獲り、今季も8月途中まで3割3分台でセ・リーグの打率トップを走っていた。だが逆方向を意識して右打ちを続けているうちに、今度は引っ張るときにバットが外回りし始めた。打率はみるみる下がり、ついに3割を割り込んでしまった(15日現在)。

 今の坂本はスランプを脱しようと、打席ごとに実にいろいろな試行錯誤をしているのが見て取れる。昨季築き上げたベースの上で一段高いレベルで悩み苦しむことは、必ずや今後の財産になるはずだ。来季の進化が今から楽しみで仕方ない。

 ■須藤豊(すどう・ゆたか) 野球評論家。1937年高知県安芸市生まれ。毎日(後に大毎)-巨人で二塁手として活躍し、引退後は巨人コーチなどを経て、90年、大洋の監督に就任(92年途中まで)。93-95年、2004年に巨人ヘッドコーチとして長嶋監督らを支えた。

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