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「二刀流は可能」甘言で大谷を誘うメジャー球団の本音 ビッグクラブに試験的余裕無し (2/3ページ)

 しかし、ドジャースの地元紙ロサンゼルス・タイムズ(13日)がメジャー各球団の本音を、次のように伝えているのは見逃せない。

 「二刀流の実現を提示すれば、大谷を獲得できるチャンスだ。ドジャースは新労使協定のために契約金を30万ドル(約3400万円)しか支払うことができないが、幸運なことに彼の移籍先選びの最大の要因は金銭ではない。彼が希望しているのは、日本ハムのように彼を(二刀流で)成長させる明確な計画を持っているチーム。だが、たいていの大リーグ球団は大谷を打者としてでなく投手として評価している」

 大リーグの各球団が欲しいのは、最速165キロを誇る投手としての大谷で、打線の主軸に据えることを想定するほど打者として評価している球団は少ないというわけ。入団当初は二刀流にチャレンジさせるものの、いずれは打者を諦めさせ、投手に専念させようという腹づもりが見え隠れする球団ばかりだ。

 このあたり、「いまは(二刀流を)期待してくれている人がたくさんいる。もう自分だけのものではないのかな、というのもある」と自負をにじませる大谷は、各球団の本音をよくよく見極める必要がありそうだ。

 一方、ある大リーグ関係者は「二刀流が可能だとすれば(DH制の無い)ナ・リーグだ。まず投手として打席に立てる。メジャーでは先発の球数は100球程度に制限されていて、投手は2打席で代打を出されることがほとんど。3打席目に立つことは少ないが、大谷に限っては3打席目を与え、さらに登板間には代打で使い、年間10試合ほどあるインターリーグ(交流戦)ではDHとして起用する」と具体的な起用プランを提言。

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