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被害者・貴ノ岩の潜伏先判明 宿舎はもちろん、近隣マンション駐車場も立ち入り禁止 (2/3ページ)

 ところがその後の貴乃花部屋は、宿舎の入り口に「本場所中の稽古の見学はお断りさせて頂いております」などと記された張り紙が貼られ、一切立ち入り禁止になった。

 なぜ、貴乃花部屋はここに宿舎を構えているのか。宿舎と稽古場は「相撲茶屋 貴ノ花」の奥にある。「貴ノ花」とは貴乃花親方の父で師匠・二子山親方、元大関貴ノ花のこと。2005年に亡くなったが、当時の二子山部屋後援会関係者が次々と貴乃花親方から離れていく中でも、良好な関係が続いている。

 地元の関係者は「店主と貴ノ花が仲がよくて、店を出すときに名前を借りたそうです。今の親方(貴乃花親方)も小さいころから、よく見掛けましたよ」と明かす。二子山部屋時代は博多駅から2駅の福岡市東区土井を宿舎にしていたが、11年からここに移った。

 「相撲茶屋 貴ノ花」の奥に稽古場など古いプレハブが3つあり、貴ノ岩が“籠城”するのは西側の力士宿舎だ。

 貴乃花部屋には連日多くの報道陣が詰めかけており、当初は宿舎隣のマンションの駐車場が部屋全体を見下ろす場所にあるため、テレビカメラにとっては、部屋から出る貴乃花親方を撮ることができる格好の撮影エリアだった。そこも18日からは駐車場入り口にロープが張られ、立ち入り禁止になった。

 実のところ、貴ノ岩がどこにいるのか、日本相撲協会は正確につかんでいないという。春日野広報部長(元関脇栃乃和歌)は「部屋にいなければおかしい。うちの(春日野)部屋は入院しない限り治療に専念させて、ちょっと行けると思ったら、まわしを締める。それが普通」と口にする。

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