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【清水満 SPORTS BAR】「四捨五入したらゼロ」超ポジティブ姿勢が加わった遼の再ブレークはすぐそこ 進化のために貪欲練習 (2/2ページ)

 ダンロップの会場。ちょっとのぞいた練習場でも一番遅くまで球を打っている石川の姿があった。「いまを変えるために、1万から2万球は打ってます」。自らを進化させるために貪欲な姿勢…。かつて18歳で賞金王に輝いた天才も、練習から培われたものだった。

 その姿はまるで“求道師”のごとく細部にわたってミリ単位の練習を続ける。いまでも…。それはそれでいい。理論にこだわり、実践するのは向上心の表れだが、遼は少々考え過ぎのところがある。環境なり、対人なり、現実という動いている現象に対応できないのも世の常でもある。

 “世界のMATSUYAMA”は以前から「遼は、このまま終わる男じゃあない」という。そんなおり、「四捨五入したらゼロ発言」を聞いて、石川遼の精神的な成長を見た。人は肩の力を抜いたとき力を発揮する。遼が再ブレークするのは時間の問題である。(産経新聞特別記者・清水満)

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