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【中山徹 俺にも言わせろ】石川遼、来年は復活の予感 最終日最終ホールで見事なバーディーフィニッシュ (1/2ページ)

 国内男子ツアーのカシオワールドオープンで、石川遼(26)が決勝ラウンドに入って大爆発。2日間とも66をマークし、2位タイでフィニッシュした。ホストプロの大役を果たした。初日2オーバーの52位タイと出遅れたが、日に日にショットとパットがかみ合いだした。

 最終日のプレーをテレビ観戦したが、遼のスイングは良くなった。むちゃ振りをしなくなったのが特に良い。さすがに最終ホールのパー5では、ドライバーもセカンドショットも強振してブレていたが、それまでどおりに力まずに振り続けることができれば、復活優勝は近づくはずだ。

 パットも復調した印象を受けた。予選落ちが続いていたときは体が動いて軸がブレたり、ヘッドアップしたりしていた。それが消え、手がスムーズに動いていた。最終ホールでも見事なバーディーフィニッシュ。俺の目には、ほんのわずかなミクロの世界の軸ブレが見て取れたが、それでも調子が上向いているのがよくわかった。

 自身にとっての最終戦最終日、最終ホールともなれば様々な思いやそれまでの肉体的、精神的疲労もあるだろう。その中で遼が見せた修正をもってすれば、来年の活躍も見えてくるのではないか。

 来年の話をすると鬼が笑うと言われるが、今季の悔しさを起爆剤にしてオフに徹底的に腕を磨くことができれば、彼は復活できる。いつまでも負けてはいられない。やはりその気持ちが一番大切なんだ。

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