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世界的にも珍事?「最優秀主審」9年連続同じって……Jリーグアウォーズで人材難露呈

 Jリーグアウォーズ(年間表彰式)が5日に横浜市の横浜アリーナで行われ、J1川崎をクラブ創立以来初優勝に導いたFW小林悠(30)が、リーグ史上6人目となるMVP&得点王の2冠に輝いた。

 一方、今季も思わず受賞リストを二度見してしまうような箇所があった。最優秀主審に9年連続でプロ審判である西村雄一主審(45)が選出されたことだ。「みなさんに感謝します」とあいさつしたが、今季もJリーグは誤審に苦しんだ。

 J1第28節(9月28日、川崎5-1C大阪)の後半ロスタイム。川崎MF家長がGKと1対1になり、切り返してシュート態勢に入ろうとしたところで、C大阪のGKキム・ジンヒョンの足が軸足に引っかかった。

 しかし西村主審はPKを取らずゲームセット。試合後に中村憲は「PKではないか」と判定に疑問を投げかけた。

 また、同じくプロの家本政明主審がJ1浦和の選手とフェイスブックで「おともだち」だったことが発覚。J2第28節(8月16日、町田-名古屋)では、家本主審が思い込みによる「人違い退場」を通告するなど、首をひねりたくなる事態があった。

 9年間も同じ審判が年間最優秀主審として表彰されることは、世界のリーグでも極めて珍しい。1993年にスタートしたJリーグで選手のレベルは格段にアップしたが、審判のレベルが上がったという話は一向に聞こえてこない。

 日本代表のハリルホジッチ監督(65)は「決定力のあるFWがJリーグにはいない」というが、きちんとジャッジができる主審が少ないのも問題だ。(夕刊フジ編集委員・久保武司)

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