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楽天・則本、遠ざかるG・菅野の背中 記録樹立、年俸5000万円増も…

 楽天のエース、則本昂大投手(26)が6日に5000万円増の来季年俸2億5000万円で契約を更改した(金額は推定、以下同)が、尊敬する先輩の背中はまた遠ざかった格好だ。

 来季が3年契約の2年目。今季は自己最多タイの15勝を挙げ、プロ入りから5年連続2ケタ勝利を達成。プロ野球新記録の8試合連続2ケタ奪三振を樹立し、222奪三振で1990-93年の近鉄・野茂英雄氏以来、史上4人目となる4年連続最多奪三振に輝いた。

 エースの役割を果たしたが、それでも「まだまだやれたし、もっといい成績を残せた」とさらなる高みを見据える。というのも、今季は25試合に先発し両リーグを通じて最多の8完投をマークしたが、投球回は185回2/3で、1試合平均「約7・4回」だった。

 「この数字は悔しい。完投数を増やして中継ぎの負担を減らしたい」と語り、「8回」まで伸ばすことを来季の目標に挙げた。

 投手にとって最高の栄誉とされる沢村賞にも「尊敬する菅野(智之投手=巨人)さんが獲得したから、僕も一度は取りたい」と意欲を示す。

 ちなみに菅野は今季25試合先発、6完投、投球回187回1/3で、1試合平均「約7・5回」。DH制がなく代打を送られやすいセ・リーグにあって、わずかながら則本を上回った。年俸は今季2億3000万円から来季4億5000万円に大幅アップ。年齢は1歳下、プロ入りは同期の則本との差は、年俸面ではぐんと広がった。

 3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)ではグラウンド内でキャッチボールのパートナーとなっただけでなく、宿舎ホテルでもビリヤードや卓球などに興じた仲。則本は菅野の野球に対する姿勢、取り組み方に刺激を受けたという。日本のエースから吸収したエキスで、剛腕は来季さらなる成長を見せられるか。

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