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誰もが「想定外」大谷、エンゼルス契約の舞台裏 選手に寛容な地元メディア、二刀流に最適な球団環境 本命視パドレスは言葉失った? (2/2ページ)

 地元記者は、ニューヨークやボストンと違い、選手やチームに寛容だ。仮に、大谷がヤンキースで二刀流デビューし開幕から打率2割台に低迷したなら、即座に「二刀流アウト」とされるだろうが、エンゼルスなら多少、執行猶予期間を長くもらえそうだ。

 大谷がトラウト、アプトンと打線を組めば、強力打線が完成する。投手陣はいまひとつで、先発ローテに入りやすい。

 USA TODAY紙のボブ・ナイチンゲール記者は「驚きの選択だ。しかし、ロサンゼルスでドジャースの陰に隠れていたチームが、大谷の加入でア・リーグ西地区で優勝争いのできるチームになった。ファンも球場に詰めかけるだろう」と歓迎した。

 「大谷はまだ未完成、ゆっくり時間をかけて完成させたい」という日本ハムの栗山監督の願望にも一致する。

 獲得合戦に敗れたレンジャーズの地元紙はショックを隠せず、「大谷はうちに来ない。さらに悪いことに同地区で今後6年戦う敵になった」と嘆いた。これは同地区のマリナーズにも同じことがいえる。

 大谷を「チキン」(臆病者)と呼んだニューヨーク・デーリー・ニューズは「日本のベーブ・ルースはエンゼルスと契約した」と事実を淡々と速報した。本命視されていたパドレスの地元紙は「大谷はパドレスでなくエンゼルスを選んだ。プレラーGMはコメントしなかった」と速報した。ショックで言葉を失ったようだった。

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