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羽生、絶対王者の経済効果で「平昌」救世主に 90万円のツアー完売、不人気五輪もフィギュアは“別腹” (2/3ページ)

 25年前から国内の主要大会に花を納入している「宮田花店」(東京都文京区)は、バラやカーネーションのブーケを3000円、1本用を500円で販売している。

 同店の宮田三雄代表(45)は「開催直前に羽生選手の欠場が決まった影響で、NHK杯の会場はすごく静かでした。ケガのショックで会場を離れるファンも多く、花は売れませんでしたね」と証言。通常は約1500本が完売するが、半分が売れ残ったという。

 今季日本で羽生の出場が見込まれていたのは3大会。NHK杯、「GPファイナル」(12月7-9日=名古屋)、そしてこの全日本選手権だが、結局全て欠場した。

 「GPファイナル」は〈女子ショート、男子フリー〉(12月8日放送)のテレビ平均視聴率が14・4%。羽生が4連覇を決めた昨年の同大会〈フリー〉(2016年12月11日)の17・6%に比べ大幅にダウンした。

 グッズ販売にも影響を与えた。各大会のパンフレットは2000円前後。自分用、保存用、友人へのプレゼント用など1人で3冊以上買う人も少なくない。売り場に長蛇の列をなすのが常だが、GPファイナルの会場では列も短め。逆に試合後、「大会の記念にパンフレット、いかがですか?」とスタッフが連日声をからしていた。

 全日本選手権のグッズ売り場には、羽生を輩出した仙台市の「アイスリンク仙台」も出店したが、「いつもの3割を下回る売り上げです」とスタッフは肩を落とした。

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