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式守伊之助、夏場所後に辞職 相撲協会、3場所出場停止処分

 日本相撲協会は13日、東京・両国国技館で臨時理事会を開き、昨年12月の冬巡業中に泥酔して10代の若手行司にセクハラ行為をした立行司、式守伊之助(しきもり・いのすけ)(58)=本名・野内五雄(のうち・いつお)、大阪府出身、宮城野部屋=に対し、14日に初日を迎える初場所から出場停止3場所の懲戒処分を決めた。12日に伊之助から辞職願を預かっており、処分が明ける5月の夏場所後に受理する。伊之助は今後土俵に上がらず角界を去ることになった。

 記者会見した八角理事長(元横綱北勝海)は「(元横綱日馬富士関の)暴力問題に続き、伊之助の不祥事があり、まことに申し訳ない」と謝罪。「反省する時間を与えたい」として辞職願をすぐに受理しなかったという。

 処分期間中は無報酬で自宅謹慎とする。伊之助は理事会の席上で被害者らに「申し訳ない」などと述べたという。

 現在は木村庄之助がおらず、土俵に立行司不在となるのは平成6年春場所以来。当面は三役格の行司が職務を代行する。

 また、相撲協会は監督責任を問い、伊之助が所属する宮城野部屋の師匠である宮城野親方(元幕内竹葉山)と春日野巡業部長(元関脇栃乃和歌)を厳重注意した。

 相撲協会によると、伊之助は昨年12月16日に沖縄県宜野湾市での冬巡業後に泥酔。宿泊先で若手行司にキスを数回し、胸を触った。

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