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【追悼・星野仙一 鉄拳制裁】元中日投手・江本晃一氏、試合中ベンチ裏で顔面に6発 ユニホームを血に染めながらも続投へ (3/3ページ)

 まさにアメとムチですが、この人のためなら腕が折れても投げなければ、と思わせる監督でした。ミーティングでは背筋が伸びました。

 自分は少年野球のコーチをしていますが、星野監督がいかにプレッシャーを感じていたか、命を削っていたかがわかるときがあります。チームの卒業生である東海大菅生高の松本健吾投手が昨夏、西東京大会決勝で清宮幸太郎選手(現日本ハム)を擁する早実を下し甲子園に出ました。松本にも「清宮がいるなら、お前は最高のヒール役になれ」と伝えました。これは星野流です。

 ■江本晃一(えもと・こういち) 1966年7月5日、大阪府枚方市生まれ。上宮高から大型左腕として84年ドラフト4位で中日入団。87年中継ぎなどで36試合に登板し3勝4敗。88年の優勝にも貢献した。89年ダイエー(現ソフトバンク)移籍。91年現役引退。96年中日打撃投手。現在は川崎市の物流倉庫会社勤務でフォークリフトスタッフ。東京青山リトルシニアのコーチも務める。

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