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【貴乃花親方 反逆の真実】貴乃花親方と八角親方の確執深めた「小林顧問」の存在 パチンコメーカーからの「裏金疑惑」で協会は提訴 (2/2ページ)

 損害賠償請求訴訟の訴状によると、小林氏は平成24年11月ごろ、相撲協会顧問という立場を利用して、相撲協会とパチンコメーカーとの四股名等の使用に関わる名称等利用許諾契約の締結交渉に関連して、交渉相手だった広告企画会社S社のM社長から2回に分けて合計1700万円の裏金を受け取ったという。

 当時S社には、元横綱朝青龍のマネジャーだったI氏が従業員として在籍していた。I氏が小林氏とM社長の間を取り持った。小林氏はM社長にこんなことを言っている。

 「自分は昔は兵庫県警の暴力団担当の警察官をやっていたが、今は相撲協会の危機管理の仕事をしている」「北の湖親方の秘書もやっている」「相撲協会公認のパチンコ台を作ろうと考えている」

 小林氏はM社長に対し、パチンコ台製作で使用する四股名などの名称利用の許諾を相撲協会が認めるように手配する旨を説明。M社長はパチンコ台の企画書を作成した。

 すると小林氏は、このパチンコ台製作に反対しそうな協会理事がいることを示唆し、「裏金がいる」「2000万円ぐらい用意してくれ」などとカネを要求した。

 その後、この裏金の授受は公になる。M氏から最初に500万円を受け取った場面が動画で撮影されており、ネット上に公開される騒ぎになったのだ。

 小林氏と思われる男性が、ワイシャツにネクタイ姿で札束を受け取り、「これ、絶対にばれんようにしてくれる?」などと言いながら封筒に詰め込む様子が映っていた。この動画はM社長側が裏金を渡した証拠を残すために隠し撮りしたものだったといわれている。

 結局M社長はパチンコ台製作を請け負うことができず、協力者だった別のライセンス会社社長と仲違いして金を脅し取ろうとし、恐喝容疑で平成27年7月に逮捕されている。=つづく

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