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日本ハム・清宮のサード転向の実現度 肩はOKだけど…山田スカウト顧問「まだ一塁手の動きだね」

 「えっ、そうなんですか? ジーターのモデルとか知らなかったです。でも、ホントに使いやすいですよ」

 そう話したのは、14日の新人合同自主トレに参加した日本ハムのドラフト1位・清宮幸太郎内野手(18)。

 栗山英樹監督(56)はゴールデンルーキーが中学以来守ってきた一塁からのコンバートを模索している。

 清宮が手にしているのは、使い慣れたファーストミットではなく、ローリングス社製の三塁手用。同社の担当者は「弊社の契約選手はメジャーの選手が多く、日本国内の選手に提供できる用具も、大リーガーのモデルが多くなります。清宮選手が使っているのはデレク・ジーターさん(元ヤンキース遊撃手=現マーリンズ共同オーナー)と同じ型です」と明かす。

 メーカーと打ち合わせる中で小指部分に薬指も入れ、ポケットの部分を広く取った型を探したところ、ジーター氏の他にも、オリオールズの強打の三塁手マニー・マチャドら、メジャーの三遊間を守る名手たちが使用する型に行き着いた。

 この日のキャッチボールでは80メートル超の遠投をこなすなど、中学時代に負傷し心配されていた右肩の状態は「かなり良くなっている。高校時代のように横からではなく、しっかり上から投げられているのはその証拠」(球団関係者)。三塁挑戦への下地は出来つつある。

 だが、ノックを受ける清宮の姿をみた同球団の山田政雄スカウト顧問(73)は「まだ一塁手の動きだね。ボールを待って、ベースを踏みに行く感じで捕球している。一塁手としてはいい動きなんだけどね…」。0・1秒を争う三塁や他の内野への適応には時間がかかるとみる。

 守備位置の選択肢を広げ、出場機会を増やすことができるか。(片岡将)

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