記事詳細

【神谷光男 スポーツ随想】北朝鮮、平昌五輪参加の迷惑千万 合同チーム“たまったものではない”選手たち (2/2ページ)

 アイスホッケーの韓国女子代表は23人。試合に出場できるのは22人でGKのほか、FW3人、DF2人が1セットを構成している。運動量が激しいだけに4セットが大体1分くらいの間隔で目まぐるしく交代しながら試合が進んでいく。

 長い練習で各セット5人ずつ息がピッタリ合ったところへ、異分子が突然入ってくる。それも4、5人ならともかく12人もだ。韓国代表のマリー監督が「五輪目前にこうした話が出るのは衝撃的」と困惑しきった表情で話す。試合ごとに北から最低3人を選ぶとかで、北の機嫌をそこなわないよう余計な神経を使わなくてはならない。

 一方で文大統領は「南北が一つのチームで競技すること自体が歴史の名場面となり、国民と世界の人々が感動する」と得意げにいっている。

 対北融和政策も結構だが、スポーツのスの字も知らない御仁の、勝手な“妄想”に付き合わされる選手は、たまったものではない。「文政権が平昌五輪を北朝鮮に上納する姿を見せている」と韓国の野党は強く批判しているとか。

 女性とはいえアイスホッケーの選手は腕っ節が強い。「負けたのはあんたたちのせいよ」とチーム内で“乱闘”が起きないか、そっちの方が心配になる。(作家・神谷光男)

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう