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【2・9平昌五輪開幕 日本代表マル秘ストーリー】“氷上のこじはる”アイホ女子・藤本が和柄ヘルメットに託した思い 「コリア」と対戦で世界が注目 (2/3ページ)

 女子アイスホッケーの国内競技人口(2014年現在)は約1500人に過ぎない。

 「アイスホッケーはまだまだマイナー競技です。顔とか…どんなアプローチでも、アイスホッケーを知ってもらえるのはうれしいことです。それを機に興味を持ってもらえれば」

 アイスホッケーの認知度向上に貢献できるならと、容姿がクローズアップされることも前向きに捉えている。実際には“氷上の格闘技”と呼ばれるほど激しい競技である。

 皮肉にも、その女子アイスホッケーがここにきて思わぬ形で世界中から注目を浴びている。韓国と北朝鮮の合同チーム「コリア」が誕生。4日には結成後初の実戦として現地でスウェーデンと練習試合を行い、1-3で敗れた。

 コリアは韓国の23選手に北朝鮮の12選手が合流し、試合ごとに22選手を選び、うち最低3人は北朝鮮選手にするという変則ルールの下で構成されている。平昌の競技場近辺でも、南北合同チームに対する賛成派と反対派デモがにらみ合う場面もある。

 日本は予選ラウンドで10日にスウェーデン、12日にスイス、14日にそのコリアと対戦する予定。歴史的背景からいって、コリアが日本戦に目の色を変えて挑んでくるのは明らかで“バレンタインデー対決”がヒートアップするのは間違いない。

 そんな宿敵に対しても、藤本は“静”の姿勢を崩さない。札幌学院大大学院の臨床心理学研究科に進学し、相手の心理を読み自分の精神状態をコントロールする技術は蓄えてきた。相手に翻弄されることはない。

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