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眠り制するものが平昌を制す…フィギュア&スピード勢、昼夜逆転の異例日程 “時差”が選手直撃 (2/3ページ)

 フィギュアは人気の高い米国東海岸のゴールデンタイム、一方のスピードスケートは欧州のゴールデンタイムに合わせて生中継されなければならないからだ。

 国際オリンピック委員会(IOC)に支払われる莫大な放映権料と引き換えに、アスリートがとんだ苦労を背負わされている格好だ。

 とはいえ、不平不満を言っても始まらない。女子フィギュアの宮原知子は五輪代表に決まった直後、「普段は午前9時から練習していますが、7時15分からやることもある。朝の練習を増やしたりして対応したい」と意欲的。一方、6日に韓国入りした男子の宇野昌磨は「当日寝坊しないようにだけ気をつけて、あとはその時なるがままになればいいかな」と自然体を強調した。

 フィギュアは今季もNHK杯、グランプリファイナルなどの国際大会は例年通り、夜中心の時間帯に行われたが、スピードスケートは、“仮想五輪”として「五輪壮行タイムトライアル」(1月19、20日)を実施。午後8時~10時という遅い時間に滑ることを体に覚え込ませた。おまけに五輪会場の歓声や拍手の音を録音したものを流し、音響面からも実戦練習を積んだ。もっとも、独自の練習にこだわってきたエースの小平は、対策を綿密に練ったうえでタイムトライアルを回避。平昌入り後から夜型の生活に切り替えているという。

 選手たちは慣れ親しんだルーティンの変更を強いられているわけだが、とりわけ大事なのは睡眠をいつ、どう取るか。

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