記事詳細

羽生の恩師が明かす“逆境王子”の原点 「超負けず嫌いな性格も、人への感謝忘れず」 平昌五輪 (1/3ページ)

 【平昌(韓国)13日=飯田絵美】「クリーンに滑れば、絶対に勝てる自信がある」。フィギュアスケート男子で66年ぶりの五輪連覇がかかる羽生結弦(23)=ANA。昨年11月に右足首を負傷し、約3カ月ぶりの実戦が五輪の舞台となるが、金メダル獲得に自信をみなぎらせている。フィギュア界きっての名伯楽で、羽生を最初に指導した恩師の都築章一郎氏(80)が、不利な状況でこそ強さを発揮する“逆境王子”の原点を明かす。

 13日、平昌五輪会場の江陵(カンヌン)アイスアリーナで行われた練習で、右足首じん帯損傷後、初めて公の場で4回転ジャンプを跳んでみせた。サルコーとトーループを5度成功させ、回復が順調であることをアピール。「何も不安要素はない」とまでいい放った。

 「(けがをして滑れなかった)2カ月間は無駄だったと思ってないし、むしろまた、たくさんのことを学べたなというふうに思っています」

 そんな教え子の言動を、都築氏は穏やかな笑みを浮かべながら見守っている。1999年春、4歳の羽生に出会い、中学3年まで仙台のリンクで指導した。

 「当時から負けず嫌いのやんちゃ坊主。スケート教室でお兄さんたち(年上の生徒)とケンカすると、泣くけど、自分の主張はする。思ったことをきちんと言っていました。青年になって成長し変わったところもありますが、人間としての芯は変わらない。いまでも色紙に『負けず嫌い』という言葉を書いているようです」

zakzakの最新情報を受け取ろう

関連ニュース