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大谷がキャンプイン、メジャー仰天の柵越え連発 指揮官も興奮「何てヤツ!」

 【テンピ(米アリゾナ州)14日(日本時間15日)=片岡将】日本ハムから米大リーグ・エンゼルスへ移籍した大谷翔平投手(23)がキャンプ初日を迎えた。

 時折雨が落ちるあいにくの空の下でも、真っ赤なユニホームに染め抜かれた背番号「17」は緑の芝生によく映えた。午前10時22分、グラウンドに姿を現し、オーナーのアルトゥーロ・モレノ氏(71)やビリー・エプラーGM(42)らが見守る中、ウオーミングアップやキャッチボール、投内連携、バント処理など投手のメニューを一通りこなした。

 圧巻は正午からの打撃練習だった。近い距離から早いテンポで投げ込まれるメジャー流のフリー打撃に、徐々にタイミングを合わせると、軽く振っているように見えても打球は両翼約109メートルのフェンスを次々に越えていく。結局、33スイングで7本のサク越え。打撃ケージの後ろで見ていたマイク・ソーシア監督(59)やコーチ陣、チームメートも驚きの表情で23歳のスイングを見つめ、サク越えするたびに喝采を送った。

 「大谷は何てヤツなんだ! 実際に見てみると、より才能のすばらしさが分かるね」。ソーシア監督が興奮気味にまくし立てた。前日13日(同14日)には「まずは投手としての起用をベースに考え、その上で打者としてどう活躍できるか考えたい」とあくまで投手起用が基本線にあることを明かしていたが、この日の圧巻のパフォーマンスが指揮官に再考を促すことになるかもしれない。

 同州スコッツデールで1次キャンプを行った日本ハムの栗山英樹監督(56)も「この歴史的な日に、来られるのに来ないのはありえないでしょ。緊張感があっていい表情をしていた」と駆けつけていた。新旧の師に見守られながらメジャーの第一歩を刻んだ大谷。次は剛球で驚かせる。

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