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高木“金”姉妹の「似てない」伝説 菜那は感情むき出し、美帆は出さずにマイペース 平昌五輪 (3/3ページ)

 「同じものを食べて育っても、性格は全然違うんですよね。でも最近、二人とも母親(美佐子さん=55)に似てきましたね。二人にとっては“母親がアイドル”。あこがれの人なんですよ」

 美佐子さんは取材などでも表に出るのは苦手だが、「彼女たちが生きていくうえで、一番大切なことをすべて教えてくれる。だからアイドルなんですよ。競技のことではない。これから生きていくうえで大切なこと。自分の人生をどう切り開くか、人との関わり方などです」(愛徳さん)

 小中学生の頃、学校で友だちとケンカをしてくると、美佐子さんは「人の立場に立って考えてみなさい」と姉妹を諭した。

 何事も真剣に取り組み、人のために動く。子供たちの通う学校の役員も、「やる人が誰もいなかったから」と自ら引き受けた。そんな母の姿を娘たちは見ていた。

 今後は、姉妹で金メダリストという特別な人生を歩むことになる。

 「二人とも、将来は母のように結婚したいと思っていますよ。なんたってアイドルですから。彼女たちにとって、母という安心して戻れる場所があるから、競技ができるのかもしれない。夫婦の間で『帰ってくるところだけ、必ず作っておこうね』と話しています」

 いいときも悪いときも両親に守られ、“似てない姉妹”はついに同じ金色に輝いた。

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