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高木美帆 現役続行を表明も「向き合い方決めかねている」 北京五輪まだ視野に入らず

 平昌冬季五輪で金、銀、銅のメダルを“コンプリート”し、直後の世界選手権でも日本勢初の総合優勝を果たしたスピードスケート女子の高木美帆(23)=日体大助手=が、当面の現役続行を表明した。合宿中のオランダ北部ウォルフェガで「続けるには続ける。ただ、スケートにどう向き合うかは決めかねている」と語った。

 15歳にして2010年バンクーバー五輪に出場し天才少女といわれた高木だが、その後不振に陥り、14年ソチ五輪では姉の菜那が代表に初選出された一方で、自分は落選。その屈辱が高木をスケートにかき立て、快挙に導いたといえる。

 大舞台が続き、「心の部分は今も戻っていなくて、頭がぼうっとしている感じ。(世界選手権で)準備の時間が短くても結果を残せたのは、五輪のために積み重ねてきたものが確かだったからだと思う。簡単には崩れなかった」とようやく一息ついた。

 「振り返るとこの4年間、ずっと苦しんできたし、自分を追い込み続けてきた。それをもう一度できる自信はまだない。同じようにはできないというのが、今の正直な気持ち」

 次回の22年北京冬季五輪はまだまだ視野に入らないようで、「五輪に向かうとしたら、次の4年間のほうがつらいと思う。今回のようなきれいなシナリオができることはたぶん、ない。それ以上のものを求められたら、苦しくなるかもしれない」と明かした。

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