記事詳細

【神谷光男 スポーツ随想】“パワハラ”会見で火に油… 谷岡学長の“至学館至上主義” (1/2ページ)

 先週末にレスリングの国別対抗戦、女子W杯が群馬県高崎市で開かれ、日本が4連覇を果たした。伊調馨へのパワハラ問題がなく、海外での開催だったら、誰も気がつかない内に終わっていたろう。パワハラの超本人とされる栄和人強化本部長は騒動による「心身衰弱」のため選手団長を辞退し、自宅療養中とか。

 こわもてで、週刊誌などではパワハラやり放題とされている栄氏だが、意外にヤワな人らしい。

 至学館大の学長で日本レスリング協会副会長の谷岡郁子氏は15日に開いた告発への反論会見で、学生から聞いたとしてこう話した。「(栄)監督は小心者で、臆病で、メンタルが弱いから、ボロボロになって病気になるのでは、と(選手たちは)心配していた」

 人は見かけによらぬものとはこのことだが、そんなことを平気で話す谷岡学長の会見こそ“パワハラ”ではないのか、と物議を醸している。

 この方、当時の民主党・小沢一郎代表に口説かれて2007年参院選に愛知選挙区から立候補して当選(1期)。12年には女性議員たちと「反原発」「反TPP」などを掲げて離党し、院内会派「みどりの風」を立ち上げた闘士でもある。

 「訳のわからない風評被害によって学生たちが深く傷ついている」と、怒りの会見になったようだが、谷岡氏は「そもそも伊調さんは選手なんですか。五輪を目指しているんですか」とも発言。レスリング協会副会長でありながら「至学館の関係者以外は認めない」という狭量な考え方がうかがえた。

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう