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【追悼・星野仙一 鉄拳制裁】星野さんの鉄拳、後ろに下がるとドンドン来る 元中日投手・川畑泰博氏 (1/2ページ)

 中村武志の次に、星野監督に殴られたのは私です。中村が断トツで数は比べものにならないでしょうが、投手では私が一番多かったと思います。

 プロとして、やってはいけない失敗をして打たれると怒られました。

 例えば2死二、三塁、もしくは二塁で、8番を歩かせて9番の投手を抑えればいいのに、そこで8番と勝負にいって打たれたりすると、試合後にマネジャーが呼びにきました。

 殴られたのは降板後だけ。一発ではなく、連発です。後ろに下がるとドンドン来るので、踏ん張って後ろに下がらないようにしていました。

 それでも、私の入団3年目(1987年)に監督になって、1軍に引き上げてくれたのが星野さん。初勝利(同年6月18日の阪神戦で初先発初完投)のときには、高級時計をいただきました。殴られても2軍で結果を出せば、すぐ1軍に戻してくれました。

 91年のシーズン中にオリックスにトレードされたのですが、そのときは「頑張れ」の一言だけ。

 オリックスを5年で戦力外になり、星野さんに連絡すると、「(中日の)テストを受けに来い」とチャンスをくれました。テストが終わると呼ばれて、「嫁さんに連絡してやれ」。

 合格でした。

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