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【清水満 SPORTS BAR】10年ぶり巨人復帰の上原に“顔”という存在感 他選手との“化学反応”に期待 (1/2ページ)

 テレビ中継だが、その模様は“生”でしっかりと見た。久しぶりに背筋がゾクッとした。

 10年ぶりに日本球界に戻ってきた上原浩治、42歳の復帰後初マウンドである。対日本ハム戦(20日、東京ドーム)。オープン戦史上、過去最多の4万6297人の超満員に埋まったスタンドからの「ウエハラ!」というコール。すごい歓声だった。まさしく存在感の証明であった。

 対戦した選手の反応も“驚”だった!?

 四球で出塁した西川は「架空レベルの選手。リリースポイントが前で上原さんが飛んできているよう」と表現、見逃し三振の中島は「(フォームの)後ろが小さく、球がすぐ来る。本当にタイミングが取りづらい」。

 速球は140キロソコソコながら腕の振りが素晴らしい。4種類のフォークを投げ分ける卓越した技術もあるが、それ以上の武器は、相手を圧倒する存在感である。

 日本での実績に加え、メジャー9年間で修羅場を潜り、ワールドシリーズ胴上げ投手(2013年)にもなった。その中で刻まれた“顔”。その存在感こそが強みであり武器なのだ。対戦相手が上原に“畏敬の念”を持ったとき、すでに格付けができ、勝負が済んでいるというわけだ。

 ファンは光り輝く選手を求める。それがチームを牽引すると期待するから。ドームで巻き起こった上原への歓声がそれを象徴している。

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