記事詳細

ロッテD2・藤岡裕、猛打賞 見返した涙の指名漏れ「自己採点するなら50点くらい」

 ■パ・リーグ、ロッテ2-3楽天=延長十二回、1回戦、楽天1勝、30日、ゾゾマリン

 今季開幕戦(3月30日)で最も輝いたルーキーは、ロッテのドラフト2位・藤岡裕大内野手(24)=トヨタ=だった。本拠地ZOZOマリンで延長12回の末、楽天に2-3で惜敗した中でも、3安打の鮮烈なデビューを飾った。

 「2番・遊撃」で先発し、相手のエース則本から第1打席の左翼線二塁打を皮切りに、3回に中越え三塁打、7回には中前打。サイクル安打に本塁打だけが足りなかったが、6打数3安打の活躍だった。

 井口監督は「オープン戦通りの結果。ウチで一番存在感のある打者になっている」と激賞。

 それでも本人は「自己採点するなら50点くらい。チャンスで打てなかったのが反省点ですね。いい投手から打てたのは良かったが、自信とかは持たないです。きょうが良くても明日はどうなるかわからないので」と浮かれたところがない。

 亜大時代の2015年のドラフトでは上位指名も噂されたが、同期の板山が阪神から8位指名される一方、まさかの指名漏れを経験した。

 あまりの悔しさに夜も眠れず泣きじゃくり「野球が嫌いになりそうだった」。さらに岡山理大付高の同期生、柴田も昨季横浜DeNAで日本シリーズ進出に貢献した。

 「複雑でした。どんどん離されている」と、同じ釜の飯を食った友の躍動を思わず妬んだこともあった。遠回りを糧に成長した姿を見せ続けることが、3年前へのリベンジとなる。

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう

関連ニュース