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【江尻良文の快説・怪説】ファン激怒、「星野氏お別れの会」中日なぜやらぬ!? 楽天、阪神はやったのに…

 楽天にとって、本拠地開幕戦の日本ハム戦(3日)に0-2で零封負けを喫したのは痛恨。故・星野仙一球団副会長(享年70歳)追悼のために監督、コーチ、選手、スタッフ全員が背番号「77」のユニホームを着用したメモリアルデーだったからだ。

 監督として2013年に楽天に球界参入後初のリーグ優勝をもたらし、巨人を倒して自身初の日本一まで達成。ユニホームを脱いだあとは球団副会長に就任し、現場をバックアップしていた星野氏だけに、「星野さんのためにも今季は優勝」が首脳陣、ナインの合言葉になっている。

 3月19日に都内で行われた「星野仙一氏お別れの会」では、主催した楽天・三木谷浩史オーナーが号泣する一幕まであった。その後、同28日には大阪で阪神・坂井信也オーナー主催の「星野仙一氏お別れの会」が行われ、金本知憲監督が号泣。星野監督の下で03年にリーグ優勝を果たして以来のV奪回を誓っている。

 今季の両リーグは、星野氏追悼Vが焦点の一つになっているのだ。そんな現状に憤激しているのが、熱狂的な中日ファンたちである。

 「星野さんといえば中日だろう。V9巨人に立ち向かったエースであり、2度リーグ優勝した監督でもある。それなのに、オープン戦で追悼試合をやっただけ。お別れの会も東京と大阪でやったのに、名古屋ではやらない。オーナーはじめ球団首脳は何を考えているのか。阪神へ行ったのは、中日球団が解雇したからで、裏切りではない。一部ファンは誤解しているようだが、球団側が星野さんを悪者扱いしただけだ」

 中日退団翌年に即、阪神監督に就任したのも、中日を解雇された怒りからだったといわれる。せめてもの罪滅ぼしとしても、名古屋での中日球団主催の「星野仙一氏お別れの会」は必要だったと思うのだが…。(江尻良文)

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