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世界が八角理事長にNO! 女人禁制問題、米・英・仏でも報道 「日本でどのように女性が扱われているかを物語った」 (3/3ページ)

 今回の一件は相撲協会にとって、パンドラの箱を開けたと言えるかもしれない。もともと女人禁制は大相撲が抱えるタブーの1つで「時代遅れのしきたりだ」との批判は多い。

 蔵前国技館(1984年まで大相撲を開催)時代には、ボクシングやプロレスを開催する場合、土俵にかぶせる形でリングを設置したが、その上にも女性を上がらせず、花束嬢にはリング下から選手に渡させたほど。

 相撲協会は、兵庫県宝塚市で6日に開催した大相撲の巡業でも、同市の中川智子市長が土俵上であいさつすることを求めたが、これを断った。市長は昨年同様、土俵下であいさつした。

 中川市長は舞鶴市の巡業をテレビで見て、男性の多々見市長が土俵に上がり、あいさつしていると気付き、主催者に要望したという。「首長は男女とも平等に扱ってほしい。女性だからという理由で断っているのなら、議論してほしい」と中川市長は話している。

 相撲協会はいまのところ、伝統を変えるつもりはないようだが、トップである八角理事長の判断と行動に、世界の視線が注がれていることは確かだ。

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