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本田はなぜハリル前監督に勝てたのか 「監督よりも権限を持つ男」 過去にも“反逆の歴史” (2/3ページ)

 本田は試合後「(反町監督のいうことは)ごもっともだけど、オレの考えは違った。(オランダは)そんなに怖くない。圧倒できると思ったから、他の選手とも話して、前からいこうとなった」と明かした。

 一選手の分際で監督をないがしろにする本田の物言いは、一部で批判を浴びたが、当時からチームメートだったFW岡崎(レスター)、MF香川(ドルトムント)、DF長友(ガラタサライ)らは本田の主張に賛同していた。

 岡田武史氏(61)=FC今治オーナー=が日本代表を率いた10年W杯南アフリカ大会もしかりだ。

 岡田氏は今年の年明け、ハリルジャパンで干されていた本田について「圭佑は本大会にキチッと合わせて調子を上げてくる。オレは心配していない」と断言。「監督批判? オレの時の方がもっとすごかったよ」と苦笑していた。

 南ア大会の直前は、ハリルジャパンよりも低迷していたが、「本田の1トップ」という新機軸を打ち出し、これがハマってベスト16進出を果たしている。

 W杯本大会を2カ月後に控えた段階で突然指揮を託された西野朗監督(63)は、選手から絶対的な支持を受ける本田を中心にチームをつくる以外に、有効な手段はないだろう。

 本田もメキシコリーグ後期だけで7得点、シーズン通算10得点の好調ぶりだ。

 ポジションは、ハリルジャパンでの右サイドではなく、本田自身が「わが家」と呼ぶ得意のトップ下。もしくは、岡田監督時代同様「ワントップ」のような奇手を打つ可能性もある。

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