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【江尻良文の快説・怪説】小川、井口新監督コンビの手腕と行方

 新監督コンビの開幕スタートは、いずれも勝率5割前後の戦いぶりで、可も無く不可も無し。4年ぶりに復帰したヤクルト・小川淳司監督(60)と、ロッテ・井口資仁監督(43)のことである。

 2人の手法は対照的だ。コーチ陣を前面に出し、自らは一歩引いて見守るのが小川流。新加入の宮本慎也ヘッドコーチが、キャンプ中からまるで監督のような言動で、球界OBから「次の監督は宮本に決まっているようなもの。小川はやりにくいだろう」と同情されるほどだが、大人の対応に終始している。

 だが、やるときには「男は黙って勝負する」。メジャーから復帰した青木宣親の4番抜擢には誰もが仰天したが、シーズンに入ってみれば、「つなぎの4番」としてチーム内外で評価が高まっている。

 一方、元日本人メジャーリーガー監督第1号となった井口監督は、新人をスタメンで積極起用し新風を吹き込んでいる。ドラフト2位の藤岡裕大(トヨタ自動車)を2番遊撃、同4位の菅野剛士(日立製作所)を左翼に抜擢している。

 昨季は西武OBコンビの新監督が明暗を分けた。西武・辻発彦監督が2位となり、チームを4年ぶりにクライマックスシリーズに導いた。一方の中日・森繁和監督は5年連続Bクラスで5位。さて、今季の新監督コンビはどうなるか。(江尻良文)

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