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12球団ファン満足度調査2018 DeNAがついにトップ3入り 決め手は… (1/2ページ)

 慶大理工学部・鈴木秀男教授の恒例「プロ野球のサービスに関する満足度調査」は今回が10年目の節目。近年来の新しい波、本拠球場を大きな武器として売り出す流れは止まらない。

 昨季、12球団で最もファンを満足させた球団は2年連続で広島。魅力的な生え抜き選手たちによるセ・リーグV2、2009年開場の新球場を土台とした観戦体験の質の高さなど、各項目スキがない。

 2番手はパ・リーグの盟主となったソフトバンク。そして横浜DeNAがついにトップ3入りを果たした。鈴木教授は「(2011年オフ、TBSからDeNAへの)球団身売り前は毎年最低評価。親会社でこんなに変わるものかと驚く。筒香、山崎康ら華のある選手もそろい、あとは優勝で満足度1位に立つのも時間の問題ではないか」とみる。16年には球場運営会社を買収し、球場自体の娯楽性を強めるメジャー流の「ボールパーク化」を推進。広島と同じく、観客の熱気とチーム成績が相乗効果を見せている。

 かつてこの調査で無敵を誇ったが、ボールパーク化で立ち遅れ今回6位まで落ちたのが日本ハムだ。5年連続総合満足度トップに輝いた13年に66・56だった「球場満足度」が、今回は12球団中7番手の61・77まで下落。鈴木教授は「皮肉なことだが、新球場を巡り球団側が札幌ドームの問題点に言及したことで、他球団の本拠球場を知らない道民ファンが気づいた部分もある」と分析する。間借り球場でできるサービスの限界から、北広島市に自前の新球場建設を決定。23年開場を目指す。

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