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【高校野球 新・名将列伝】教え子G坂本勇人もビビる“コワモテ伝説” 明秀日立・金沢成奉監督 (1/2ページ)

★明秀日立・金沢成奉監督(2)

 「戦車のような体」と明秀日立の選手たちは表現する。おまけに短髪、真四角な顔の中に鋭い目…金沢成奉(せいほう、51)はコワモテの監督として恐れられている。

 青森の光星学院(現八戸学院光星)時代の教え子である巨人の坂本勇人も、金沢の迫力にびびっていた一人。だから今でも挨拶は欠かさない。

 今春のセンバツ出場が決まったときはすぐに電話。「さすがですね、と祝福してくれて。明秀に移ってからも私のことを気にかけてくれていた」と細い目をさらに細めた。センバツ本番で初戦を突破したときも、すぐにメールが入った。

 だが、同じ教え子の阪神・北條史也やロッテ・田村龍弘からは、何もなし。「あいつらからはなかったと言っていた、ときっちり書いてください」と報道陣に鋭い目を向けた。

 金沢の“コワモテ伝説”で有名なのが、阪神監督・金本知憲との一件だ。東北福祉大4年の時、金本は1年。遠征先の繁華街で怪しい集団に絡まれた金本をかばい、一喝してにらみつけると相手はすごすごと退散…。金本も十分にコワモテだが、そのはるか上を行く(?)金沢は、高校時代から親分肌。誰からも慕われる存在だった。

 大阪府吹田市生まれ。優勝候補に挙げられていた太成高(現太成学院大高)3年の夏に、監督の不祥事で出場辞退に追い込まれた。「子供たちを連れて甲子園に行きたい」。指導者への道を目指すきっかけになった。

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