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【江尻良文の快説・怪説】セ首位・広島がなぜか“減”… 序盤観客動員数の怪

 セ、パ両リーグは7日、今季開幕からホームとビジターで対戦が1回りした3日時点の各球団の観客動員を発表。納得、不可解な数字が入り乱れる舞台裏を明かす。

 球団史上初のリーグ3連覇を目指し順調に首位を走る広島が、なぜか前年比1・1%減。そのワケは、3万3000人収容の本拠地マツダスタジアムの半分にも満たない、呉市二河野球場(1万5000人収容)での主催試合(4月17日・ヤクルト戦)が含まれているからだ。セ・リーグ断トツの前年比18・3%増をマークしたのが中日。本拠地ナゴヤドームで3試合先発した松坂大輔の効果であることはいうまでもない。

 パ・リーグ首位を独走中の西武は、観客動員でも両リーグを通じトップの前年比21・8%増。10年ぶりのリーグ優勝と日本一が現実味を帯びているのだから、ファンが足を運ぶのも当然。一方、ロッテが前年比で13・2%の大幅増というのは、低迷しているチーム成績はともかく、井口資仁新監督の清新さが支持されているのだろう。

 日本ハムは米大リーグ・エンゼルスに移籍した大谷翔平に代わる新看板にと期待されたゴールデンルーキー・清宮幸太郎が限局性腹膜炎などのために開幕1軍を逃したことが、9・7%減の要因。今後どれだけ取り戻せるか。

 1月に急逝した故・星野仙一球団副会長の弔いV奪回を宣言しながら、最下位独走の楽天は、12球団ワーストの前年比13・7%減。どこまで巻き返せるか、草葉の陰で星野さんも見守っているだろう。(江尻良文)

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