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【西本忠成 トラとら虎】見えない藤浪の正体…2軍で好投も上げれば乱調 (1/2ページ)

 阪神の藤浪晋太郎投手(24)が不調のため2軍落ちして3週間になる。降格後初登板の5月8日、ウエスタン・リーグのオリックス戦では先発で7回まで投げ、5安打無失点の好投。勝利投手になったものの、首脳陣は1軍復帰の時期についてはいまも明言を避けている。

 「それだけ信用が失墜しているってこと。レベルの低い2軍で抑えたくらいですぐ1軍に上げても、また四球病とみんな疑心暗鬼になっている。判断の基準があるようでないのがいまの藤浪」と球団OBは見る。

 先のオリックス戦では課題の制球難はかなり消え、四球は2つ。「いろんな球種でカウントを取れたのがよかった」と藤浪は収穫を口にしたが、首脳陣は昨年来の苦い思いを忘れていない。

 「2軍戦やブルペンでいいのは分かっている。1軍に来るとダメというのが問題なのだ。急にストライクが入らなくなる現象はどうすれば解決するのか。正直、頭が痛い」と金本監督はかねてから述懐している。

 2軍落ちの原因になった4月20日の巨人戦では、再三バントの構えを見せられ、動揺して制球を乱した。走者を置くとフォームのバランスが崩れるあたりも、自信と余裕をなくしたのが原因だろう。「マウンド上で何度も弓を引く醜いポーズを繰り返すのはその表れ」と先のOBは指摘する。

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