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横綱白鵬、いきなり張る 北の富士氏「やっぱり張ったか」 (1/2ページ)

 ■大相撲夏場所初日(13日、東京・両国国技館)

 初日からいきなりやった。横綱白鵬が立ち合いの左張り差しで玉鷲の圧力をそらした後、両者が動きを止めて見合い、行司式守勘太夫がボクシングのレフェリーばりに手で組み合いを促す珍しいシーンもあったが、白鵬が落ち着いて押し出し、今年初場所2日目の逸ノ城戦以来の白星で、2場所連続休場明けの初日を飾った。

 「間があったけど、前に出ていった。“さあ、来い”と構えたけど、向こうが来なかったからね」と苦笑した。

 4月9日に、レスリングの五輪銅メダリストでモンゴルの国民的英雄である父のムンフバト氏(享年76)を亡くし、春巡業を途中休場して帰郷。約1500人が参列しテレビでも生中継された13日の葬儀を無事済ませた。

 場所前の稽古も順調で、3日の横審稽古総見では小結御嶽海、新小結遠藤の両力士を指名し、17番取って16勝1敗と圧倒。組んでよし、離れてよしの安定感を見せ、順調な仕上がりをアピールしていた。

 張り差し、エルボーまがいの危険なかち上げなどに「横綱としてふさわしくない」と横綱審議委員会からクレームがついた立ち合いも、稽古では工夫のあとが見られた。

 NHKでテレビ解説を務めた北の富士勝昭氏(元横綱)は「やっぱり張ったか。背に腹は代えられない。この程度の張り差しは依然からやっていたことのなので」と“許容範囲内”の見解。要は、今後の頻度の問題ということか。

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