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新日本プロレス“異業種”経営者参戦のワケ… 新社長にオランダ出身のハロルド・メイ氏 「日本コカ・コーラ」「タカラトミー」で実績

 プロレス興業国内最大手、新日本プロレスリングの新社長に、オランダ出身のハロルド・メイ氏(54)を起用することが分かった。異業種で成功を収めたプロ経営者だが、プロレス界にとって“未知の強豪”であるメイ氏を招く新日プロの狙いは-。

 オランダ生まれで日本でも幼少期を過ごしたことがあるメイ氏は、日本コカ・コーラ副社長時代に「コカコーラ ゼロ」をヒットさせた。2015年にはタカラトミー社長に転じ、着せ替え人形「リカちゃん」をテコ入れするなど同社の業績を回復させた。昨年、突然退任が発表された際には同社の株価が急落した。

 新日プロは1972年にアントニオ猪木(74)が設立した老舗団体で、80~90年代前半のプロレスブームを牽引した。一時は格闘技ブームに押されて低迷したが、2012年にカードゲーム会社のブシロードが買収したことをきっかけにV字回復を果たした。ゴールデンタイムのテレビ中継はないが、女性ファンの獲得やグッズ販売、動画配信や海外展開などで業績を伸ばし、18年7月期は過去最高となる売上高46億円を見込む。

 世界最大手の米WWEは1999年に株式上場した。新日プロもこれまで上場話が浮かんでは消えており、市場では、メイ氏の起用で上場準備に本腰を入れるのではとの観測も浮上している。

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