記事詳細

栃ノ心すでに「大関相撲」 激しい突っ張りにも落ち着いて突き返し

 ■大相撲夏場所2日目(14日、東京・両国国技館)

 もう内容は大関相撲といっていい。栃ノ心は初顔合わせの阿炎の激しい突っ張りにも落ち着いて突き返し、機を見てもろ差しから寄り切って連勝スタートを飾った。

 「突っ張ってくる相手だから、引かれないよう足を出し、つかまえようと思った。思い通り」と笑顔をのぞかせた。

 幼いころから柔道に親しみ、木材チップを敷き詰めたマットで相手の背中をつけるレスリングのような「チダオバ」という母国ジョージアの伝統格闘技でも強かった。「優勝したら生きた羊がもらえる」と子供心に必死になり、力自慢の原点になっているという。

 初場所は14勝1敗で堂々平幕優勝。関脇に上がった春場所は右肩を痛めたが、千秋楽で10勝目を挙げ大関とりの可能性を今場所につなげた。

 大関昇進は三役3場所で33勝が目安とされている。栃ノ心はまだ三役2場所目だが、初場所の平幕優勝が効き、「12勝以上なら間違いない」との声も聞かれる。

 まだ2日目とはいえ、なんとなく昇進の雰囲気も漂わせる栃ノ心は「意識すること? 気合だよ、気合。それが一番大事」。照準を大関に合わせているようだ。

 

zakzakの最新情報を受け取ろう