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【清水満 SPORTS BAR】アスリート養成“虎の穴”を探訪 苦難を乗り越えた選手はアツかった (2/2ページ)

 代表には、リオデジャネイロ五輪女子ダブルスの金メダリスト、高橋礼華・松友美佐紀の“タカマツペア”の顔もあった。

 「金メダリストだから“負けちゃいけない”っていうのがきつかったけど、ペアを組むのは松友しかいない。誇りを持って東京にも臨みたい」と高橋。松友も「リオは第1章、これから2人の新しい章が始まる」。

 頂点を極めた後、空虚感が襲ったという。その後、不仲説やペア解消説も流れたが、悩み苦しんで戻ってきた2人の言葉には重みがあり、強い絆を感じた。

 ちなみにバドミントンの練習場は屋内トレーニングセンターの3階にあり、公式コートは10面。天井は高く、シャトルとの識別を考慮して黒くペイントされ、シャトルの動きへの風の影響を抑えるため微風の空調設備を備えているという。

 他にもレスリング、柔道、卓球など10種目の専用練習場があり、宿泊施設、栄養管理が徹底された食事を提供するアスリート・ビレッジなど、至れり尽くせりの環境。まさに“虎の穴”である。

 夏季五輪に限るが、ニッポンの総メダル数は、08年北京25個、12年ロンドン38個、リオ41個と“右肩上がり”なのも納得であった。(産経新聞特別記者・清水満)

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