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新小結、遠藤2勝 場内の大歓声に「ありがたい。気持ちよかった」

 ■大相撲夏場所3日目(15日、東京・両国国技館)

 新小結の遠藤は激しい差し手争いから、豪栄道の2度の引きに耐え、右を差して肩すかし。豪栄道には4連勝で、白星が先行(2勝1敗)した。

 「そうですね」「うーん」「特に…」。支度部屋では例によって必要最低限の答えだけだったが、場内の大歓声については「ありがたい。気持ちよかった」と素直に認めた。

 やっとたどり着いた三役の座。新入幕の2013年秋場所で左足首を剥離骨折。15年春場所では左膝半月板損傷などの重傷を負った。16年の春場所では十両落ちまで経験し、昨年の名古屋場所では古傷の左足首のじん帯を痛め手術した。

 それでもくさらずに稽古し、補助トレーニングにも精を出した。食生活では塩分の過剰摂取に神経を使い、ちゃんこの汁の量まで調節している。

 けがの治療も続けているが、前向きだ。「元には戻らないが、いまはけがとうまくつきあえるようになってきた」

 審判長として土俵下から見た藤島審判副部長(元大関武双山)は「状態もよさそうだ。これまではうまさが目立ったが、きょうは力強かった。この相撲なら新三役で勝ち越せるだろう」と太鼓判を押した。

 高安の休場で“ひとり大関”となった豪栄道を撃破し、残る上位は2横綱。「これからだと思う」と遠藤も口元を引き締めた。

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