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【中山徹 俺にも言わせろ】谷口徹のパットに「うまい!」思わず叫んだぜ (1/2ページ)

 日本プロゴルフ選手権はプレーオフの末に藤本佳則に競り勝った50歳の谷口徹が大会3勝目を飾った。もつれにもつれた展開で、谷口は勝負どころで難しいパットを何度もねじ込んだ。

 2打差の首位を走っていた藤本がボギーを打った終盤の17番ホール。谷口は5メートルのパーパットを決めて得意のガッツポーズ。拳を突き上げた気持ちはよく分かる。1打差で最終ホールへ向かうことができなければ、逆転優勝のチャンスは消えてなくなるからだ。

 最終18番ホールでは、プレーオフに持ち込む5メートルのバーディーパットを谷口は再び沈めた。さらに、プレーオフ2ホール目で決着をつけた5メートルのバーディーパットも見事だった。

 3度大事なパットを沈めたシーンを見て、「うまい!」と俺は叫んだぜ。これで一連の谷口のパットのうまさに注目が集まるだろうな。

 ただ、この最後のプレーオフ決着ホールでの3打目のバンカーショットも、パット以上に印象に残ったな。このショットが勝利を呼び込んだとも思えるほどだ。

 パー5ホールの2打目は、最後のひと転がりでグリーン右手前のバンカーに入った。勢いのない転がり方だっただけに、ボールはバンカーの縁に近かった。通常のバックスイングではクラブヘッドが縁に当たってしまう。グリーンエッジまで20ヤード、エッジからピンまで22ヤードの計42ヤード。ここからのエクスプロージョンショットは厄介だ。

 しかし、ピンチはチャンスでもある。谷口は最初に握った52度のウエッジを58度に握り替えると、手首のコックで急角度で振り上げ、鋭角的に振り下ろしてボールを打ち出した。それが5メートルについてバーディーチャンスを作り上げたのだ。

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