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日大、除名も… 関東学連に監督批判殺到、理事会で処分を最終決定 「殺人タックル」問題 (2/3ページ)

 「殺人タックル」を受けた関学大の選手は「第2・第3腰椎棘間靱帯(ようついきょくかんじんたい)損傷」と診断されたが、スポーツ倫理学を専門とする早稲田大学の友添秀則教授は「今回の事態は傷害罪に該当するような事件だと思う」と喝破した上で、「これまで試合中の問題は不祥事として扱われず、ファウルプレーはその場の退場処分になって終わるので表に出てこなかった」と指摘する。

 6日の関学大戦で日大の選手は3回の反則を犯して退場となったが、1回目の反則となった問題のタックルについて、関東学連は、試合中に審判が下した「不必要な乱暴行為」より重い「ひどいパーソナルファウル」に当たると判断し、追加的な制裁について検討している。

 規律委員会を設け、関係者からのヒアリングを行い、理事会で処分を最終決定する方針だが、実は「処分に関して細かい規定はない」(同連盟)というのが実態だ。

 関東1部リーグに所属するチームは17日の監督会で、真相究明のため関東学連に第三者委員会を設置して調査することを求めた。日大を除く15チームが参加し、全会一致で決まったという。

 米国では、20世紀初頭にアメフト競技による死亡・傷害事故が絶えなかった。憂慮したセオドア・ルーズベルト大統領は、ガバナンス(組織の統治)を強化するために大学スポーツの連合体であるNCAA(全米大学体育協会)の設立を主導した。

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