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【江尻良文の快説・怪説】広島、球団史上初のリーグ3連覇への関門 昨季はベイ、今季は竜を苦手にする不思議 (1/2ページ)

 球団史上初のリーグ3連覇を目指しセ・リーグ首位の広島だが、最初の関門クリアに失敗した。25日からの対中日3連戦(マツダスタジアム)で苦手意識を改めて露呈。1勝2敗で、今季唯一負け越しの5勝7敗となった。

 リーグ連覇した昨季、ホームで50勝20敗1分で貯金30、勝率7割1分4厘だった驚異の内弁慶ぶりを、今季も発揮。ロードでは11勝12敗と負け越し、中日3連戦前はホームでは15勝3敗1分、貯金12の荒稼ぎだった。

 「昨年はクライマックスシリーズでDeNA・ラミレス監督にやられ放題だったので、借りを返さないといけない」と緒方監督が宣言した通りのスタートで、DeNA戦は4勝2敗1分。ところが、なぜか今季は昨季15勝8敗2分だった中日にだけ負け越している。

 内弁慶の本拠地で相性の悪さを一掃しておかないといけなかったのに、尾を引く恐れがある。昨季リーグ連覇しながら、CSファイナルでDeNAに苦杯をなめさせられ、日本シリーズに出られなかったのも、シーズンで12勝18敗と唯一負け越した苦手意識があったからだ。

 「まさか中日はCSに出てこないだろう」などという油断は大敵。何が起こるかわからないのが勝負の世界だ。こうなると29日から始まるパ球団との交流戦で好成績を挙げることが、球団史上初のリーグ3連覇の絶対必要条件になってくる。

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