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巨人、岡本4番で連敗 問われる“抜擢した側”の覚悟 須藤豊氏が懸念「4番の重み、自信失えば…」 (1/2ページ)

 巨人は2日のオリックス戦(京セラドーム大阪)から岡本和真内野手(21)を初の4番に据えたが、以降2連敗。元巨人ヘッドコーチで本紙評論家の須藤豊氏は、「抜擢したからには、単なる起爆剤で終わらせるな」と声を大にする。

 前夜に巨人の第89代4番を襲名した岡本は、3日の同カードも「4番・一塁」で先発。4打数2安打も得点に絡めず、チームは2試合連続で1点差試合を取りこぼした。

 これまで岡本の4番起用に「時期尚早だと思う。1シーズンしっかり経験させてからでいい」と反対してきた須藤氏だが、「打順は監督の専権事項。いいか悪いかは別の話」とした上で、「もう打つ手がなくなってきたということだろう」との見解を示す。

 2年総額8億円で中日から引き抜いたゲレーロ。入団2年目で年俸2億6000万円のマギー。岡本ら若手野手に過大な重圧を背負わせることなく1軍で使い続ける“担保”として巨費を投じた両助っ人に、4番は任せられないとの判断が下った。開幕2カ月余で構想が崩れた表れだ。

 チーム浮揚策で切られた、21歳の新4番というカード。巨人のレジェンド・松井秀喜氏以来だが、当時ヘッドだった須藤氏は「松井は周りに落合、広沢ら強打者がいた。岡本にはいない」と経緯の違いを指摘。そこから松井は4番定着まで5年を要した。「1軍は育成の場ではなく勝負の場だ。長嶋監督(当時)は『4番・松井』がチームが勝つための最善策だと確信が持てるまで時間をかけた。育てるという名目での4番起用は言い訳に過ぎない」と強調する。

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