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【集大成の男たち】本田圭佑がビッグマウスをやめないワケ… 「自分は弱い人間だと知っている」 (2/2ページ)

 「危機感を与えてくれたことに、逆に感謝しています。自分の中で悔しさがなくなれば、もう努力できない」

 エッジの効いた言葉ゆえに、賛否両論を呼んできた。「選手とのコミュニケーション、信頼関係が薄らいできた」と説明された前監督の解任理由には、本田の意向が影響を及ぼしているのでは、との憶測が飛び交う今、サッカー人生で最大級の逆風にさらされている。それでも本田はビッグマウスをやめない。

 「ビッグゲームで結果を出してきた。今回も同様に、1発目のシュートが決まる気もする」

 W杯メンバー入りが正式に決まる前から、本田はすでにコロンビアとの1次リーグ初戦を見据えていた。食事の席では率先して盛り上げ役を務め、外部に対しては虚勢を張る。不器用にも映る生きざまの真意を、こう明かしたことがある。

 「自分が弱い人間だということを知っているから、僕は逃げ道を遮断しようとしたんですね」

 プレッシャーの真っただ中に進んで身を置くことで、結果を出さなければいけない状況を作り出す。「追い込まれるほど力を発揮する。だから“本田圭佑”なんです」

 再び輝きを放てるのか、否か。3度目にして最後のW杯と決めているロシア大会で答えは出る。(スポーツジャーナリスト・藤江直人)

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