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所属会社も仰天! 穂積、二宮組まさかの快挙 日本人ペアが史上初4大大会決勝  

 なんとも初々しい。テニスの全仏オープン第13日が8日、パリのローランギャロスで行われ、女子ダブルス準決勝で穂積絵莉(24)、二宮真琴(24)組=橋本総業=が、第8シードのセン・コウセイ(台湾)、ヨウ・ショウケン(中国)組を6-2、6-2で破り、日本人同士のペアとしては四大大会で同種目初の決勝進出を果たした。

 穂積は「あ~もう決勝、という喜びで胸がいっぱい。実感がわかない」と叫び、二宮は「最後は手が震えかけてた。最後のショットが入って本当にホッとした」と胸をなでおろした。

 10日の決勝ではチェコのペアと対戦し、日本人同士のペアとしては1955年に全米オープンの前身の全米選手権男子ダブルスで優勝した宮城淳、加茂公成組以来の四大大会制覇を目指す。

 聞き慣れない2人の所属会社、橋本総業(本社・東京都)は、管工機材や住宅設備機器の販売などを手がける。10年ほど前に「スポーツから社会貢献」を模索し、ゴルフなども候補にあがった中で、議論の末テニスに乗り出したという。

 当初は1人しか所属選手がいなかったものの、6年前から日本リーグの団体で「橋本総業」として参加するため、複数の選手と契約。現在、選手20人弱とコーチ数人が所属している。選手には渡航費や練習場を提供し、固定給の他、大会の結果に応じて賞与を支給しているという。

 総務部は「これまでも2人は海外で活躍していたが、今回の活躍で随分と反響がある。頑張ってもらいたい」と話すが、想定外の快進撃で、決勝戦も社内でのライブ・ビューイングなどは予定されていないという。

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