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「単純に悔しい」菅野痛恨、ライバル西武・雄星に完敗

 これが実力なのか。巨人は8日の西武戦(東京ドーム)に敗れ、今季ワーストタイの借金5で、6月以降では2006年以来12年ぶりの最下位に転落。先発の菅野智之投手(28)は5回10安打5失点の惨状で、注目された西武・菊池雄星投手(26)とのエース対決に完敗した。

 「単純に悔しい。(西武の打者は)狙っている球に対して、仕留める確率が高い。共通しているのは振れていること」と菅野。村田ヘッドコーチは「(菅野は)もう少し粘ってほしかった。(3、4、5回の失点は)2死からで点の取られ方がよくない。淡泊にみえた」と手厳しかった。

 昨年6月6日の西武戦(メットライフドーム)でも3点リードを守れず、6回9安打5失点。「向こうは去年より状態はさらにいい。でも自分の状態も、去年より今年の方がいい」と満を持していたが、昨年より早く今季最短でマウンドを降りた。

 西武・辻監督は試合前、「メヒアを使えないんだもんな」と苦笑していた。DHのない敵地では、昨年菅野を3打数3安打2打点と打ち崩した大砲を使うことができなかったが、結局そんなハンデも一切感じさせなかった。

 一方、雄星も敵地のマウンドが合わず、立ち上がりは制球に苦しんだものの、3回以降復調。7回無失点に封じた。

 昨年、この両投手による沢村賞争いでは菅野が選出されたが、交流戦で打ち込まれたこと、セ・パのレベルの違いなどを考慮すべきとの反対意見もあった。それだけに菅野にしてみれば、今年の交流戦こそ文句ない成績を残したかったはずだが、逆に差をみせつけられた格好だ。

 「次に対戦するのは日本シリーズになると思いますけど、しっかり今日の教訓を基にやりたいと思います」と3度目の正直を誓ったが、2年連続KOのイメージを覆すのは容易ではない。

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