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張本&美誠が東京五輪の顔 2人の五輪王者を撃破! 中国次代エースに初勝利

■卓球ワールドツアー「荻村杯ジャパン・オープン」最終日

 東京五輪の目玉は卓球になるのではないか。男子シングルスは張本智和(14)=エリートアカデミー、女子は伊藤美誠(17)=スターツ=がともに初優勝。ジャパン・オープンの同種目の日本勢の優勝は男女ともに2013年の塩野真人、福原愛以来の快挙である。

 14歳最後の大会だった張本は、1大会で2人の五輪王者を撃破した。準決勝で昨年の世界選手権個人戦3位の李尚洙(韓国)を4-2で破り、決勝はロンドン五輪金メダリストの張継科(中国)に4-3で逆転勝ち。

 最終第7ゲームは、効果的だった攻撃的バックハンドレシーブ「チキータ」を、単調にならないために封印。10-10からの競り合いを緩急自在の攻めで勝ちきった。ツアー2勝目をつかみ、床にうつぶせに倒れ込んだ。

 「最後は疲れていた。自分にお疲れさまという気持ち。(来年の)世界選手権のシングルスで優勝したい」と自信を深めている。

 伊藤は準決勝で陳幸同(中国)に4-3で競り勝ち、決勝は王曼昱(中国)を4-2で破った。

 王曼昱は19歳の中国次代のエースで、伊藤は過去6戦全敗。「ぼろぼろに負けていたので、思い切り変えた。雲の上のような存在の選手だったので、ものすごくうれしいし、びっくりした」

 世界的に少数派の前陣速攻型だが、要所で繰り出すカウンターショットの“美誠パンチ”の精度も高くなってきた。レベルの底上げが進んでいる日本女子の中でもひと際好調だ。

 男女ともに、卓球王国中国に競り勝つ勝負強さは頼もしい。

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