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栄和人氏「コミュニケーション不足によりこのような事態に」 パワハラ騒動後初の謝罪会見

 女子レスリングで五輪4連覇を果たした伊調馨(34)=ALSOK=にパワハラ行為を働いたと日本協会から認定された栄和人前強化本部長(57)が14日午前、全日本選抜選手権(14~17日)が行われる東京都世田谷区の駒沢体育館で謝罪会見を開いた。

 「伊調選手、田南部(力)コーチに深くおわび致したいと思います」

 至学館大の監督として現場復帰した栄氏、パワハラ認定を受けた後、公の場に出てきたのは初めてで、グレーのスーツに水色のネクタイ姿。うつむき加減で頭を下げた。騒動前と比べて声に張りはなかった。

 協会の第三者委員会や内閣府のパワハラ認定を「真摯(しんし)に受け止める」としたが、「8年前に私自身が一句一字どういうことを言ったかということに関しては覚えておりませんが、コミュニケーション不足によりこのような事態になった」と釈明に終始した。

 至学館大で指導を続けている理由については、谷岡郁子学長(64)から「選手があなたの指導を受けたいと言っているよ」と言われたためだと明かし、涙ぐむ場面もあった。大会前ということを理由に会見は20分ほどで終了した。

 伊調は練習を再開しているが、今大会にはエントリーしておらず、12月の全日本選手権での復帰を視野に入れているとみられている。

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