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巨人・高橋監督、リクエストの権利をむざむざ放棄… ドラ1新人白星も、メモを取るより大事なことあるんじゃない?

 負けたら大きな禍根を残していた。巨人・高橋由伸監督(43)が14日のソフトバンク戦(ヤフオク)で、重要な得点を巡るリクエストの権利をむざむざ放棄した。

 1点差まで詰め寄られた直後の7回。2死一、三塁で陽のボテボテの当たりを、相手二塁手が倒れ込みながら送球したが、陽が一足早く一塁に達したかに見えた。

 判定はアウト。微妙なタイミングだけに陽は悔しがり、次打者の岡本もリクエストの可能性に備えてベンチに戻らず待機していた。ところが肝心の指揮官は動かず。追加点のチャンスを逃した。

 球団関係者は「グラウンド側からアピールを待っていたが、一塁コーチからは捕球が見づらい角度。どうするか決めかねているうちに、(イニングをまたぎ登板する2番手)沢村がマウンドに向かってしまい、タイミングを逃したのだろう」と話す。だが周囲に耳を貸す必要など全くない状況。チームでただ一人審判にリクエストする権利を持つ、まともな監督なら反射的にベンチを飛び出したはずだ。

 プロ初勝利の権利を持って6回途中で降板した先発のドラフト1位新人、鍬原。まだ無安打で、セーフなら打点まで記録される陽。そして何よりも優先されるべきチームの勝利を考えれば、リクエストをしない理由が見つからない。

 幸い救援陣が踏ん張り、打線が9回に追加点を奪って鍬原の白星は守られたが、もし勝ちが消えていたら、リーダーの求心力は大きく低下していたはずだ。判定が覆るか否かはこの際、最も重要な問題ではない。今季の高橋監督はベンチでメモを取る姿が目立つが、もっと優先すべき仕事がある。(笹森倫)

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