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サランスクの奇跡だ!西野監督、“マイアミ”の勝負強さ健在 ハメスがベンチスタートのツキも (2/4ページ)

 さらにキックオフ直後、願ってもない展開が訪れた。前半3分、後方から前方に送られたルーズボールにFW大迫がペナルティーエリア付近で追いつき、DFのD・サンチェスとの競り合いで体を入れ替えて抜け出すと、GKと1対1。左足で放ったシュートは弾かれたが、こぼれ球に反応した香川がダイレクトシュート。MFのC・サンチェスが右手を上げてボールを止めたため、PKを獲得した。

 しかも、C・サンチェスはレッドカードで一発退場。キッカーの香川は、落ちついてPKを決めた。

 「引き分けで御の字」のはずだった強豪相手の試合で、開始直後に先制点を挙げた上、相手は10人に。数的優位で残り時間を戦うことができるという信じられないラッキーな展開となった。

 だが、日本はここからなかなか数的優位を生かした攻めができず、逆に一瞬のミスから失点。前半39分、ペナルティーエリア付近で、長友のクリアが高く舞い上がり、長谷部がFWファルカオとの競り合いでファウルを取られ、右からのFKを与えた。MFキンテロのFKは壁の下を通過し、GK川島はゴール左下のボールをセーブしきれなかった。

 「数的優位とは優位ではない。きちんとポジショニングを取ってこそなんです。後半はそれができました」と西野監督。

 後半は采配が決定的に的中する。同25分に香川を下げて本田を投入すると、直後の28分に決勝点が生まれた。

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