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【清水秀彦 そういうことだろ~】あっぱれ!!全員のコンディションがパーフェクト この試合のMVPは“神風”じゃないか (1/2ページ)

 --勝っちゃいました

 清水「驚いたね。でも、一番驚いたのは西野本人じゃないか? だってさ、コロンビアはあのハメス・ロドリゲスが先発しなかったんだよ。そして開始早々3分でPKをもらったんだよ。西野の表情がテレビに映ったけど、あれは全く想定していなかったね。この試合のMVPは神風じゃないか? こんな神風、これまで日本サッカーに吹いたことは1度もなかったよ」

 --真面目な話、この試合のMVPは

 「FW大迫勇也(28)=ブレーメン=だね。彼で決まり。香川のPKも大迫のおかげだから。最終ラインの裏に巧みに抜けてきたろ? 次の瞬間、相手DFが対応にもたつく間にうまく体を入れ替えたろ? すごく冷静だった。GKと1対1の場面になって、先制点になっても全くおかしくなかったからね」

 --あとは監督の采配

 「それもあるけど驚いたのは、日本は全員のコンディションがパーフェクトだったこと。これには“あっぱれ”をあげたい。コロンビアと違ってガス欠にならず、みんな最後まで走り切れた。それが前提となって、西野の采配もハマったんだから。過去3試合の国際親善試合はテスト主体で、『あれ?』なんて思った采配もあったけど、この日は違った。実に理路整然としていたね」

 --というと

 「後半25分に香川から本田、同35分に柴崎から山口、同40分に大迫から岡崎。同じポジションのライバル同士の間で交代が行われた。これはチームの総力で勝ち抜くっていうことを意思表示しているんだよ! この試合の交代のやり方で、選手たちにしっかり見せつけられたのはよかった。今後にもつながるよ」

 --過去のW杯で日本には、必ずといっていいほど反乱分子が生まれた

 「だろう~? だって代表はみんな、自分が一番うまいと思っている連中ばかり。今も昔も『なんでアイツを使って俺は…』というのは絶対出てくる。初戦の采配では、そういう不平不満も出てこないね。それくらい完璧な交代策だった」