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【江尻良文の快説・怪説】楽天・梨田前監督、電撃辞任の新情報が浮上 辞任なら復帰○、解任だと×のNHK再就職

 16日の阪神戦(楽天生命パーク)の試合後に電撃辞任した楽天・梨田昌孝前監督(64)に関し、新情報が浮上している。

 「NHKに復帰するためには、球団側からクビを斬られるのではなく、自ら辞任する必要があった」とテレビ局関係者が断言しているのだ。

 公には、梨田前監督は「“借金20”ということで、チーム不振の責任を取る」と辞任の理由を説明している。

 1月にNHK人脈の星野仙一球団副会長が急逝して後ろ盾を失い、球団首脳が采配に介入。自分の思うような戦い方ができなかったことも一因になった。だが、それだけではない。再就職絡みの理由があったという。前述のテレビ局関係者が詳しく解説する。

 「NHKには球団から解任された監督は解説者として復帰できない、自ら責任を取り辞任した場合は復帰できるという不文律がある。直近では昨季までロッテ監督を務めた伊東勤氏の前例がある」

 ロッテが最下位に低迷していた昨年8月13日の西武戦(ZOZOマリン)の試合前、当時の伊東監督は報道陣に対しシーズン終了後に退団することを表明した。

 「球団に今季限りでユニホームを脱がせてくれと言った。理由は成績が思わしくないこと。早い段階で決めていたが、言うタイミングがなかった」

 シーズン途中の辞任はしないが、終了後にユニホームを脱ぐことを予告したのだ。この伊東氏のケースも、NHKの不文律が関係しているという。実際に伊東氏は今季、NHKの解説者を務めている。

 球団からの解任はダメで、自ら責任を取って辞任したなら復帰OK。事実ならいかにも「皆様のNHK」らしい不文律だが、今や解説者の就職口は限られている。地上波の野球中継は数えるほどで、BSやCSが中心。それだけに全国区のNHKの解説者が魅力的なのは言うまでもない。(江尻良文)

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